
いよいよ2016年も終わりですね。
来年のカレンダーは決まりましたか?
お決まりでないアナタにオススメなのが
中井精也「1日1鉄!カレンダー」
ほぼA3サイズで、各月を壁掛けすると
A2ほどの大きさになります。
フォートナカイオンラインストア アマゾン店限定で
すべて直筆サイン入りです。
ここでは特別に
カレンダーの作品をご紹介しちゃいましょう。
まず上の表紙写真は由利高原鉄道で撮影したもの。
ペルセウス流星群を撮影するため徹夜したあと、
仮眠していた黒沢駅で撮影しました。
寝込んでしまい目がさめたとき、すでに列車の1分前。
カメラを持って車から出たときにはもう踏切が鳴っていて、
列車が近づいてきている状況でしたが。咄嗟に撮ったわりには、
お気に入りの作品になりました。
手前の前ぼけはホーム上の花壇ですが、いくつかに別れて植えられているので、
奥行き感が出たのがラッキーでした。
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1月は朝もやの中を走る津軽鉄道の写真に決定。
この日の天気は晴れ予報だったのですが、目が覚めると霧のなか。
でも晴れることを祈って待っていたところ、徐々に霧が晴れ、
幻想的な風景を撮ることができました。
一時は霧がまったくなくなり、ただの雪原の風景になってしまったのですが、
運良くまた霧が流れてきて、列車が見えるかどうかギリギリの濃さになりました。

絵画に写実派や印象派があるように、
鉄道写真にも印象派があってもいいのではないか。
これはそんな思いで撮った1枚。
天地逆転し、水鏡に映る列車が蓮池の中に浮かび上がるように撮影しました。
「よく見ると列車かも…」くらいまで、列車の存在感を薄くしたほうが、
既視感の薄い作品になるかなと、ちょっと思い切ってみました。
賛否両論あると思いますが、気に入っている作品です。

土佐くろしお鉄道で撮影した夏らしいカット。
ここは自然の川を使った河川プール。
こうしてみると子どもたちを仕込んだように見えますが、
偶然居合わせた子たちを撮影しています。
「足をばしゃばしゃさせて〜。どれくらい高速バシャバシャできるか競争だ〜」
と声をかけて、子どもたちが生き生きした表情になるように撮影しました。

落石〜別当賀の定番ポイント。
初めてこの場所を訪ねたのは10代のころなので、
もう30年以上この場所で撮影していますが、
当時とほとんど変わっていないのがスゴいと思います。
「狭いニッポン」なんて言葉が当てはまらないような壮大な風景。
じっくりと眺めていただきたいと思います。
2017年のカレンダーは
僕のお気に入りの作品だけで構成しました。
ぜひお部屋に飾って、旅情を感じてもらえれば嬉しいです。
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中井精也
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