9月8日(土曜日)
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今日はインターラーケンから
サンモリッツに近いポントレジナまで
鉄道で大移動。
どれも素晴らしい景色だったけど
中でも感動したのは、やはり氷河急行でした。
6時間半も乗っていたけど、全然飽きませんでした。
何より
食後に出たティラミスがおいしかった(そこかい!)
乗ってみて感じたのは
レジャーとしての、鉄道の使い方の上手さ。
やっぱり100年以上前から
観光鉄道を走らせている国は
深みが違うなと感じました。
日本の鉄道との大きな違いは
「ゆるさ」かな。
スイスの鉄道も時間に正確で、サービスも繊細、
日本以上に清潔だけれど、
どこかにゆるさがあるんだよね。
融通がきくというか、
真面目すぎないというか。
「いいから旅を楽しもうよ」っていう雰囲気が
気持ちいいんだよなぁ。
今のクオリティーを維持しながら
いかにゆるさを出していくか。
これが今の日本の鉄道の
課題かもしれませんね。
(氷河急行車内)
今日はブリエンツ・ロートホルン鉄道を撮影。
この鉄道は世界一の急勾配を登る蒸気機関車が
走ることで有名で、その勾配はなんと250‰!
大井川鉄道のアプト区間が
90‰であることを考えれば、凄いのひとこと。
ただ今日は厚い雲に覆われていて
登っても登っても曇り空。
もうだめかなとあきらめた終点の手前で
突然列車は雲を突き抜けて
雲海に浮かぶアルプスの山々を
標高2200mの高さから望むことができました。
それはもうため息がでるほどの絶景。
こんな条件は晴れた日よりも珍しく
年に数回あるかないかというくらいだとか。
とてもラッキーな1日でした。
またこの鉄道は大井川鉄道と
姉妹提携を結んでいます。
というわけで夜はホテルで
大井川鉄道フォトさんぽの原稿書きです
(´;ω;`)
(ロートホルンクルム駅付近)
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